「早寝・早起き」、「砂糖断ち」、「気分の浄化」に続くWeek 4のメッセージは、「動いて、血行を促そう」。血行が悪いとか、血行を良くするとか。。。よく耳にする言葉ですよね。でも、逆によく耳にしすぎて、その意味をよ〜く考えたことがなかったりましせんか?あるいは、普通に暮らしてるんだから血行が悪いわけないとタカをくくっていたり。。。
そこで、今一度、「血行とはなんぞや」について語ってみたいと思います。知れば知るほど、目からウロコですよ、ホント。
①血行は、田んぼの用水システムと同じです。
まさに体の用水システム。めぐっていないと、田んぼの水はどぶのように濁り、虫が湧き、土は汚れ、稲はたちまち病気になり枯れてしまいます。同じことが体内で起こっているのです。血は汚れ、ウイルスや菌などに感染しやすくなり、体のあちこちの細胞を荒らし、炎症を起こし、やがて内臓の組織が壊れていきます。
②動かないと流れない!

③動かないとリンパも流れない。
リンパ液も身体中に張り巡らされたリンパ管を流れています。リンパ液は様々な白血球で構成されており、体を感染や炎症、病気から守る免疫システムとして機能しています。リンパ液はまた、細胞が新陳代謝で排出する老廃物を排斥する重要な機能も担っています。リンパ管壁にも筋肉はほとんどなく、静脈同様、周りの筋肉の動きと弁を利用してリンパ液を運搬しているのです。
血行がいかに大切で、生命の要であるか、実感していただけたでしょうか?私たちの体は60兆個もの細胞でできているといわれています。その60兆個の細胞に、赤血球が酸素を運び、血管を流れる栄養素が栄養を与え、白血球が体内の治安を保っています。血行のメカニズムを理解すると、なぜ静脈瘤ができるのか、運動がなぜ高血圧、糖尿病、頭痛、リュウマチなど様々な疾患を癒すことができるのか、ご理解頂けるかと思います。さあ、動きましょう!森に生息しているイメージを思い浮かべ、歩いて動いて血行を促しましょう。
<ワークショップのご案内>
2月15日(日)「お母さんの手当箱① 〜ハーブとアロマ編」
「子供が熱!咳!下痢!」こんな時にこそ、知っておくと安心な体に優しい自然療法を学びます。色々なハーブやアロマを実際にテイスティングしながら学ぶ楽しいワークショップ。お友達をお誘いの上、ぜひご参加ください。
料金:くじら文庫会員$20、非会員$25
☆お問い合わせは、くじら文庫さんまで。メール:kujirabunko@gmail.com
ウェブサイト:http://kujirabunkopdx.blogspot.com
千賀子・ハーパー(西脇)
自然医学(ナチュロパシー)を専門とするオレゴン州認定のファミリードクター。副作用をともなう製薬を極力さけ、身体にやさしい自然療法で自己治癒を促進し、心身ともに真の健康をめざす統合医療に取り組んでいます。糖尿病、心臓血管病、婦人病、神経痛、アトピー性皮膚炎、アレルギー、自律神経失調、ホルモンバランスなど、また定期検診や栄養指導など、日本語でお気軽にご相談ください。各種健康保険の適応あり。
☆講演やワークショップ、執筆の依頼も承っております。
ph: 503.477.0472 (直通)
Email: info@drchikakoharper.com
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クリニック:7303 SW Beaverton-Hillsdale Hwy #204, Portland OR 97225
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