Tuesday, July 7, 2020

Stay home, Save livesで、食が乱れちゃった人、太っちゃた人、「デトックス体質改善ダイエット」しませんか?今回初の無料オンライン講座

薄々感じてはいましたが、やはり3キロも太っていました。家に閉じこもりっきりで、運動量も激減しているのに、食糧難に備えて夫が買い置きしたTrail mix(しかもMM入り)やパン類についつい手を出してしまった3ヶ月半。大反省です。みなさんはいかがですか?2015年より恒例で行われていた「デトックス体質改善ダイエット」を、久しぶりに開催します。今回は、日本とポートランド 同時開催の無料オンライン講座です。

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講座と実践の2部制

このプログラムは、健康な食材や食べ方、体と脳の仕組み、消化のメカニズム、糖の代謝、食と心の関係など、90分のオンライン講座で「食」を様々な角度から学んだ後、Facebookグループでみんなで21日間実践するという2部制です。

いっしょにやりませんか?ストイックにやってもよし、ゆるゆるやってもよし。夏はサラダが美味しいし、BBQなら健康食の選択肢に困ることもないし、エネルギーを蓄えようとする冬期より楽に結果が出せますよ。

日程(Pacific Time):
オンライン講座(Zoom)710日、午後9時~(無料)
動画アクセス期間:711日~16日(無料)
21日間チャレンジ:717日~86日(参加費一人5000円。ドルでの支払い可)

*「21日間チャレンジ」は、講座を受けた方のみ参加いただけます。一度参加すると、次回から「21日間チャレンジ」に無料で参加いただけます。過去に参加された方は無料で参加いただけます。

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千賀子·ハーパー
自然医学(ナチュロパシー)を専門とするオレゴン州認定のファミリードクター。副作用をともなう製薬を極力さけ、身体にやさしい自然療法で心身ともに真の健康をめざす統合医療に取り組んでいます。糖尿病、心臓血管病、婦人病、神経痛、アトピー性皮膚炎、アレルギー、自律神経失調、ホルモンバランスなど、また定期検診、婦人科検診、栄養指導など、日本語でお気軽にご相談ください。各種健康保険の適応あり。
☆講演やワークショップ、執筆の依頼も承っております。


電話:503.433.3144 
Lake Oswego Office: 15074 Bangy Rd, Lake Oswego, OR 97035
Portland Office: TBD

Monday, May 18, 2020

コロナウイルスの予防接種ができたら、受けますか?

いよいよ、規制緩和が始まりました。感染者数と死者数がもっぱらだったニュースも、徐々に規制緩和の方法論に移行し始め、ここ最近、熱く議論されているのが、予防接種と抗体検査です。さて、受けるべきか、受けないべきか?

<お知らせ>Drチカコのクリニックは、ただいま閉鎖中で、オンライン診察のみとなっております。保険が適用されます。ご予約は、こちらから。あるいは、直通:503.433.3144へお電話ください。

予防接種は、期待できるか?

世界中で、猛スピードで予防接種の開発が進められています。通常なら、数年はかかるはずの新型ウイルスの予防接種が、この秋の市場導入を目指しているというのだから、狂気の沙汰。すでに中国では、サルを使った臨床実験で効果が確認できたとか、もう2段回めの治験に入ったなどといったニュースも聞こえてきます。億万長者ビルゲイツ財団も、7種の予防接種の開発に出資しているとか。成功すれば、世界人口がお客さんになるんだから、製薬会社は躍起です。しかし、新しい予防接種の開発が、そう容易であるはずがないのも現実です。

予防接種で逆に悪化するADEという現象

実は過去に失敗した予防接種は数々あります。まず、古い記録では、幼児が感染するRSウイルス感染症。このRSV の予防接種後に、RSV ウイルスに自然感染した子供たちが、予防接種をしなかった子供たちに比べ、重症化しました。死者も出たため治験は中止となり、いまだにRSV の予防接種はできていません。もう一つの例は、デングー熱の予防接種, Dengvaxia®。フィリピンで大々的に行われた治験でしたが、過去にデングー熱に感染したことのない子供たちが予防接種を受けると、デングー熱に自然感染したときに重症化することがわかりました。10人の尊い子供の命が奪われ、現地でプロテストも起こりました。現在アメリカでは、デングー熱が流行る特定の地域に住んでいる916歳の子供で、過去にデングー熱にかかったことのある子供のみに限り、Dengvaxia®が許可されています。そして、一番新しいところでは、2002年に中国で流行ったSARSの予防接種で、またもや同じ現象が起きました。抗体依存性感染増加(ADE)と名付けれたこの現象が、予防接種開発の大きなハードルとなっています。予防接種の失敗例を見ると、1年足らずの超スピード完成した予防接種の安全性が心配です。一番乗りに予防接種を受けると、実験台になる可能性があるので、まずは様子を見ながら検討するのが賢明ではないでしょうか。

予防接種を急ぐ前に抗体検査を

予防接種の開発と同時に、各社が競って開発しているのが、抗体検査です。私たちの体に備わった自己免疫は、未知の病原菌と遭遇すると、抗体という免疫物質を作り、体に記憶します。新型のウイルスに感染すると、初回は撃墜するのに2週間ほどかかっても、2回目からは未然に感染を防げたり、軽度ですんでしまうのは、この抗体が効率よく病原菌を撃沈してくれるからなのです。現在、市場に出始めた抗体検査は、血中のIgGIgMという抗体の有無を調べます。IgMは感染した直後に作られ、短期間で消える抗体。一方、IgGは感染後しばらくして作られ、その後、ほぼ一生、体の中に残ります。予防接種の目的は、このIgG抗体を人工的に私たちの体に作らせ、特定の感染を予防しようというものなのです。(予防接種では、自然感染ほどの強い免疫を作れないので、何年かしてBooster Shotが必要になる場合もあります)ということは、あなたが、約80%の「新型コロナに感染しても軽症で終わった人」だったり、その何倍もいると思われる「接触しても感染しなかった人」だったら、すでにIgG抗体を持っている可能性があります。ならば、安全性が心配な予防接種を受ける前に、抗体検査を受けて、新型コロナに対するIgGの有無を調べるとよいのです。ちなみに、現在、感染者の特定に使われている検査は、PCR検査といって鼻の粘液にウイルスが存在するかどうかを調べます。今現在、新型コロナが疑われる症状がある場合は、PCR検査が必要です。IgM検査は、タイミングに個人差があるので、PCRの方がより正確でしょう。IgG検査は、感染後しばらくして血中に生成されるので、感染直後ではなく1ヶ月くらい待ってから検査を受けるのが良いでしょう。

抗体検査も、まだ発展途上

とはいえ、抗体検査もまだ発展途上で、各会社の検査の正確性にばらつきがあります。また、現在ある抗体検査は、陽性か陰性かの判断だけで、たとえ陽性であってもそれが十分な免疫と言えるかどうかの検証には至っていません。価格にも大きなばらつきがあります。IgMIgGがセットになっていることが多いですが、IgGのみで十分。大手検査会社Quest Diagnosisの検査が$55ですので、この辺りの価格が目安と考えると良いでしょう。保険適用されるかどうか、お持ちの保険会社にお問い合わせくださいね。検査をご希望の方は、当クリニックでも受け付けておりますので、info@DrChikakoHarper.com あるいは、直通電話 503.433.3144まで。

新型コロナウイルスの予防接種も抗体検査も、まだまだ発展途上。絶対安全でも、絶対正確でもありません。自分の置かれた環境、健康状態など、リスクとベネフィットを比較して、賢い選択をしてくださいね。そして、一番頼りになるのは自分の免疫であることを思い出し、「新型コロナに負けない、最強のカラダ作り」を読んで、自己免疫を強化しましょう。(夕焼け新聞4月号掲載記事)(写真:Pharmalive.com)

Dr 千賀子・ハーパー
自然医学(ナチュロパシー)を専門とするオレゴン州認定のファミリードクター。副作用をともなう製薬を極力さけ、身体にやさしい自然療法で心身ともに真の健康をめざす統合医療に取り組んでいます。糖尿病、心臓血管病、婦人病、神経痛、アトピー性皮膚炎、アレルギー、自律神経失調、ホルモンバランスなど、また定期検診、婦人科検診、栄養指導など、日本語でお気軽にご相談ください。各種健康保険の適応あり。

☆講演やワークショップ、執筆の依頼も承っております。

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Saturday, May 9, 2020

オンラインセミナー「コロナ対策、知っ得情報」、録画アクセスコードはこちら!

新しいFBグループ「ポートランド ウェルネス サークル」にお声かけいただき、さる5月1日にオンラインセミナーを開催いたしました。録画を無料で公開中です。以下のリンクからアクセスコードを取得ください。

Topic: コロナ対策「知っ得情報:やらない方がいい3つのこと」

ポートランド ウェルネス サークルのFBはこちら


Tuesday, March 24, 2020

新型コロナに負けない、最強のカラダ作り!


一向に収束の兆しが見えないCovid-19、新型コロナ。毎日のトップニュースが感染者数と死者数、呼応して出される州知事の緊急事態宣言ですから、この国はどうなっていくんだろう、世界はどうなるんだろうと、すがりどころのない不安に駆られる毎日ですよね。とにかくまずは、皆様が無事に在宅されていることをお祈りすると同時に、感染の最前線で活動されている医療従事者の方々に感謝いたします。

<お知らせ>Drチカコのクリニックは外出禁止令が解除されるまで閉鎖となっておりますが、電話・ビデオでの診察は継続しております。保険が適用されます。ご予約は、こちらから。時間外の診察も可能ですので、直通:503.433.3144へお電話ください。
アメリカ国務省が3月19日付で、米国民全員に「海外渡航中止」の勧告を出しました。この時点で海外旅行中のアメリカ人は即時帰国か、さもなければ、期限未定の帰国禁止。こんなこと聞いたこともない!世界各地でレベルは違えど、感染拡大の防止策が取られ、各国でワクチンの開発が猛スピードで進められています。とはいえ、ワクチンの製造には少なくとも数カ月はかかるし、ましてや新薬ともなればさらに時間がかかるので、速攻効果は期待できません。では、この恐ろしいウィルスを前に私たち人間は為す術もないのかというと、そんなことはないのです。私たち人間の体には、「免疫」と呼ばれる神業のごとく優れた自己防御のメカニズムが備わっていて、しっかり機能すればCOVID-19でさえ撃墜することができます。連日のニュースを見ていると、まるで明日にでも人類が感染の波に呑み込まれるかと焦りますが、統計的には感染者のほとんどが軽度で回復しています。そして、その何倍もの数の「接触しても感染しなかった人」がいるのです。

なぜ、COVID-19は、怖いの?

目には見えませんが、私たちは日頃からウィルスを含む様々な微生物と小競り合いを起こしながら共存しています。私たちの皮膚、喉や鼻、目の粘膜、胃腸壁には、様々な種類の白血球が常駐して外敵の侵入を防いでいます。防ぎきれずに感染を許してしまった場合でも、ほとんどの場合は大事に至ることはありません。では、COVID-19は何が特別なのでしょう?このウイルスが新種で感染力が強く、さらに毒性が強いからです。新種だと私たち人間に免疫ができていないため、たやすく感染が広がります。また、新種だからこそ、予防接種もない。感染力が強いうえに毒性が強いため、感染すると重症化する確率が高い。昨年12月ごろ、中国湖北省武漢市から発生したとされているCOVID-19の感染源は、野生のコウモリだと言われています。2002年に発生したSARS(重症急性呼吸器症候群)も、中近東で発生したMERS(中東呼吸器症候群)も、アフリカ諸国で発生したエボラ出血熱のエボラウィルスも、感染源は野生のコウモリでした。カリフォルニア大学の研究チームは、野生のコウモリにはウィルスに対する高い耐性があり、それゆえにコウモリが毒性の強いウィルスの温床になっているのではと指摘しています。

なぜ、華南水産市場から発生したの?

野生のコウモリに接触することが稀な人間へのCOVID-19の感染は、仲介の野生動物が関与しています。その感染経路として疑われているのが、武漢市の華南水産市場。実は、この市場はエキゾチックな野生動物の売買でも有名で、その不衛生さも問題視されていたようです。もう一つ、感染経路として疑われているのが、華南水産市場からわずか280メートルの距離にある武漢疾病対策予防管理センター。約600匹のコウモリを捕まえて実験が行われていたそうで、このセンターで出されたゴミの不備がウィルスの温床になったのではとも言われていますが、確実なところは、まだ闇の中のようです。

人から人への感染は、せきやくしゃみのしぶきから。

私たちは、いつの間にか自然から隔離され、衛生環境の整った温室育ちになってしまいました。荒々しい自然に生き抜く抵抗力の強い野生動物たちは、私たちにとって未知の毒性を持っているので、安易に近づかない、触れない、不衛生な場所にもいかない、不衛生な食べ物も口にしないのが賢明です。自然界を甘く見てはいけません。守られた人間社会を一歩出れば、私達も地球上に生息する動物の一種に過ぎず、食うか食われるかの無情な生存競争に身を置くことになります。

COVID-19は、せきやくしゃみのしぶきを介して人から人へ感染します。鼻やのど、目の粘膜から侵入し、気管支に入り込み、自己免疫が弱いとさらに肺へと侵入し、肺炎を起こし、肺機能が低下して呼吸ができなくなって死に至ります。では、どうすればよいのか。自分の免疫を強めて、鼻と喉の粘膜でおっぱらってしまえばよいのです。

特効薬も予防接種もない今こそ、頼みの綱は自分の免疫です。「自己免疫を促進する生活12か条」をまとめました。COVID-19に接触しても感染しない強い身体を作りましょう。

自己免疫を促進する生活12か条

1)可能な限り、人混みには行かない。特に飛行機やバス、船など、長時間の密室は避けましょう。ウイルスは粘膜から侵入してきます。マスク、メガネ、サングラスなどで粘膜をカバーしましょう。マスクが手に入らない場合は、コットンの手作りマスクでもないよりはマシです。
2)外出後の手洗い、うがいを徹底しましょう。ただし、アルコールなどでの過度の洗いすぎで皮膚の保護膜を壊すと逆効果になります。手で目を触ることも避けましょう。
3)規則正しい生活をして、十分な睡眠を取りましょう。睡眠中に免疫が活発になり、逆に睡眠不足は免疫を低下させます。
4)体を冷やさないように。体温が下がると免疫が下がります。風邪をひいたかなと思ったら、生姜湯で体を温めましょう。生レモン汁、生しょうが、生ハチミツのお湯割りを飲んで、毛布にくるまって体温を上げることで免疫を活発にすることができます。
5)水分を十分に補給しましょう。免疫が感染と戦っている間に脱水症状になります。補給を忘れずに。冷たい水よりも、体を冷やさない白湯がおすすめです。
6)お酒、たばこ、甘いものは、免疫を低下させます。
7)良質のタンパク質と緑黄色野菜や果物をたくさん食べましょう。特にビタミンCβカロチン、亜鉛が、ウィルスへの免疫力を高めます
8)適度な運動。体を動かして血行を促し、体のお巡りさんである白血球を身体中に巡回させましょう。
9)毎日、きれいなウンチをしましょう。キレの良いバナナ形のウンチが目標です。それには、食事をよく噛むこと(アメリカでは31回噛みましょうと言います)、納豆やヌカ味噌など発酵食品を食べて腸の善玉菌を育てること。Probiotics を服用するのも良いでしょう。
10)深呼吸をしましょう。吸い込んで身体中の細胞に酸素を送り、吐き出してネガティブな感情を外に追いやりましょう。
11)やっと太陽が出てきました。陽に当たりましょう。新型コロナは、紫外線に弱いという研究結果があるのですよ!太陽の光が皮膚に当たるとビタミンDが生成されて、抗ウイルス作用を発揮します。
12)笑いましょう。体内のナチュラルキラー細胞が活発になり、免疫が上がります。誰もが先行きに不安を感じていることでしょう。でも心配やストレスは免疫を下げてしまいます。この際、「生きてさえいればいいじゃないか」くらいに達観して、できることをひとつひとつこなしていきましょう。


Dr 千賀子・ハーパー
自然医学(ナチュロパシー)を専門とするオレゴン州認定のファミリードクター。副作用をともなう製薬を極力さけ、身体にやさしい自然療法で心身ともに真の健康をめざす統合医療に取り組んでいます。糖尿病、心臓血管病、婦人病、神経痛、アトピー性皮膚炎、アレルギー、自律神経失調、ホルモンバランスなど、また定期検診、婦人科検診、栄養指導など、日本語でお気軽にご相談ください。各種健康保険の適応あり。

☆講演やワークショップ、執筆の依頼も承っております。

ウェブ:www.DrChikakoHarper.com
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Jade River Healing Arts Center 
7303 SW Beaverton-Hillsdale Hwy #204
Portland, OR 97225